ハワイでもビールは庶民の味方
日本は夏本番でビールがおいしい季節ですが、ハワイでもビールは庶民の味方、年中一番人気の飲み物です。
ハワイのビールの歴史を調べてみたところ、1960年代まではアメリカ本土の空港からケースで運ばれてくるクアーズが唯一手に入るビールだったそうです。現在では、たくさんのビールがレストランにも小売店にもおいてあります。
イギリスのバス社の『ペールエール』、アイルランドの定番黒ビール『ギネス・スタウト』、ラガーではチェコの『ピルスナー・ウルケル』、メキシコの『ドスエキス・アンバー』などが私のお気に入りです。
日本のメーカーのビールもたくさんあります。例えばキリンの一番搾りなどは、『Kirin Ichiban』 と呼ばれていてローカルにとても人気があります。ハワイの居酒屋やお寿司屋さんでは日本のメーカーのビールが主流です。
ハワイの地ビール
私が特におすすめするのは、比較的新しい、ハワイ産の地ビールたちです。1994年創業の『コナ・ブルーイング・カンパニー』、2005年創業の『マウイ・ブルーイング・カンパニー』、さらに今年1月に2つの地ビール会社が合併してできた『ハワイ・ヌイ』など、個性豊かなハワイ産の地ビールを楽しむことができます。
私が一番多く飲むのは、コナ・ブルーイング・カンパニーの『ロングボード・ラガー』というビールです。あまり個性は強くないけれど、日頃からいろんな場面で飲める、定番のラガービールです。スーパーには必ず置いてあるし、取り扱っているレストランもたくさんあります。
コナ・ブルーイング・カンパニーは、直営のビアレストランをオアフ島とハワイ島にあります。気持ちのいいロケーションでコナのドラフトビールをおいしい料理と一緒に楽しめる、おすすめのレストランです。レストランしか飲めない銘柄もありますのでビールファンの方でハワイにいらっしゃるときはぜひ行ってみてください!
ビールに氷!?
ハワイの特に若いローカルたちのあいだでは、例えばバドライトという、バドワイザーのライトタイプのビールに、なんと氷を入れてキンキンに冷やして飲むのが人気みたいです。でも私は、やっぱり普通に飲むのが好きですね。