シャカ

シャカサインで「アロハ!」

アロハスピリットを表すサイン

日本でもよく知られているシャカ(シャカサイン)。片方の手の親指と小指を立てた、ハワイの有名なジェスシャーです。さらにその手を振って強調する場合もあります。

シャカは、友情や思いやりの精神であるアロハスピリットを表すサインで、こんにちは、さようなら、ありがとうの他、大丈夫!、やったね!、気楽にやりましょう!、などいろいろな意味があります。

シャカ
写真:Jonathan Borba

シャカの歴史

シャカの起源は、カフクのサトウキビプランテーションで働いていて右手の人差し指、中指、薬指を事故で無くしたハマナ・カリリという男性が手を振る姿を子供達が真似をしたという説や、スペイン人移民たちのシャカに似たようなジェスチャーがルーツだという説など、諸説あります。

その後1960年代にサーファー達のあいだで使われていたシャカが、次第にハワイじゅうに広まっていったと言われています。

さらに、ハワイ出身のバラク・オバマ元大統領が、2009年の大統領就任式のときをはじめ、多くの場面でシャカを使う姿が報道されたことにより、世界的に有名になったと言われています。

シャカという言葉の由来

シャカという言葉の由来もはっきりとわかっていなくて、仏教のお釈迦様の手のポーズが由来だという説や、サメの目という意味の「シャーク・アイ」から来ているという説など、様々な説があるようです。

シャカを使う場面

ハワイでもっともよくシャカが使われるのは、写真に写るときです。他には、車を運転していて、例えば他の車が道を譲ってくれた場合、「ありがとう」の意味を込めて相手の運転手にシャカを出します。このときに譲った方の運転手もさらにシャカで返すという場合も多くあります。

簡単なサインながら、思いやりの精神であるアロハスピリットがこもった、ハワイの素晴らしい文化だと思います。

シャカ
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